「週末にまったりと家飲みしてのんびりしたいな~」
と思う時もありますよね。映画でも観ながら飲めたらそれもかなり楽しい。
ただ、そんなとき、普段と少し違うつまみを食べたいけど、作る手間や味に自信がなく
結局、いつもと変わりない感じのつまみに落ち着いてしまう。そんなことがあります。
僕もその「そんなこと」があります。
相方さんが休日に出かける際は夕食を準備をしておいてくれることが多いですが、
それも大変だと思うので「自分で買うか、作るかするから大丈夫」なんて言うときがあります。
せっかくの週末なんだから普段と少し違うもの、美味い物が食べたいわけです。
そして一人のまったり飲みなのだから、直前の気分でつまみも決めたい。
自分の頭の中の企画では、あれこれと何を作るか?なんて考えているのですが、結局、
安易に買いに出かけて終了~なんてことも多いです(笑)。
やっぱり料理なので面倒だったり味に不安があったりするわけ。
こんなことは今に始まったことではなく一人暮らし生活の中でも多々ありました。
そこで、今回はその流され易い僕のつまみ事情、いや、我が家の料理事情が大きく変わり、
美味しい物のバリエーションが増えて、しかも手軽に作れるようになったこの鍋「ストウブ(staub)」について、この鍋君に感謝の意味も込めて書いてみました。
出典:KOZLIFE
料理にいまいち自信がなかったり面倒だったりする人も、これさえあれば料理も手軽に
美味しいものが出来ます。
この鍋、安くはないけど元は充分取れる良い仕事をしてくれています。
ストウブ(staub)について
ストウブ鍋はフランスのアルザス地方にある調理器具メーカーstaub社の製品となります。
アルザス地方とはフランス、ドイツの国境沿いの山岳地帯。
つまり、寒さも厳しい土地柄で重宝されたであろう鍋料理を作るための鍋が誕生しました。
当然、野菜や肉料理に適しているわけです。
staub社のフランシス・ストウブ氏がミシュラン3つ星シェフが共同でフランス料理を美味しく
する鍋を開発したのがこの鍋の始まりとの話。だからこの鍋の名前はストウブ(staub)。
おまけにこの地はワインの有名な産地。当たり前ですがワインに合う料理が出来る鍋です。
ストウブは当初はプロ用の調理器具としてレストランなどで使用されていたものものでした。
僕がこの鍋を知ったのも、とあるイタリアンバル。
このお店の中には料理用にこのストウブのオーバルが大量に並べられていて目立っていました。
頼んでいた料理のアクアパッツァもこのオーバルで登場。
このアクアパッツァがシンプルながらに材料が中までふっくらとしていて、とても美味しい物
でした。
そして、この美味さは大量に並んだストウブ鍋にも理由があるはずと読み、調べたのがストウブ鍋と知り合うきっかけでした。
調べてみた結果は、やはり具材の良さを最大限に引き出せる歴史ある優れ鍋として取り扱われて
いました。
ストウブを購入してみて
このストウブを購入してから、つまみ料理が簡単になり僕でも自分の実力以上に美味しい物が
食べれるようになりました。
この鍋、価格は安くありませんが使って行けば充分に元が取れるものです。
また、このストウブは種類も多いし、カラバリも充実しています。
色はどれも素敵で何色も揃えてみたくなります。オシャレ感半端ない色使いです。
テーブルに置いただけで見た目、色、ブランド名でオシャレな食卓になります。
最初はどの形状、サイズが良いか悩むかもしれません。
そんな時は、自分が一番作る回数が多そうな料理を選定してそこから選択する手があります。
下の写真はわが家のストウブ君1号。
ブラックのラウンドと言うド定番の万能型でまずスタートしています。
なぜ簡単に美味しい物が出来上がるのか?
1.一言で言ってしまえば、このストウブが無水調理可能な鍋だからです。
アロマ・レインと言われていますが、鍋が温まるにつれて食材から出る水蒸気を
重い蓋で受け止めて水滴化させます。
そして食材の旨みがついた水滴を下にある食材に再度降り注がせることで凝縮した旨みを
さらにまとった料理が出来上がるからです。
出典:ツヴァイリング
2.そして熱伝導率のバランスの良さ。
使ってみるとわかりますが、例えば肉も野菜もまんべんなくふっくらした仕上がりに
なります。
鋳物ホーロー鍋と呼ばれていて具材をムラなくしっかり加熱できます。
3.保温性の良さ
鍋の生まれが寒い山岳地ということもあってか、保温性が良いです。
保温性が良いということは、煮込まないと火が通りにくい普通の鍋と違い、火を切ってからも
熱が冷めにくいので「このくらいの熱で大丈夫かな?」と思っても余熱だけでちゃんと
出来上がります。当然具材の煮込み過ぎによる型くずれも抑えられます。
酒のつまみ系料理を作るならコレ
僕の様な不器用な男性でも、ほんと簡単に料理が出来てしまいます。
例えば、上のある写真の様な魚介のトマトソース煮。
ホールトマト缶と入れたい魚や海老、貝を野菜を買ってきて、材料を塩コショウで味付け、
オリーブオイル少々を入れて煮込むだけ。水は使いません。
ハーブも家で育てているなら少し切って入れるとそれだけで蓋を開けた瞬間、これが自分が
作った料理なのか?と思うほどの良い香りと見た目が登場します。
「これならワインが最高に美味いよな!」と思うこと請け合いです。
この応用例がチキンのトマト煮込み。魚介と同じ要領でできます。
魚介、チキンとも旨みが濃縮されているスープも美味しいのでフランスパンで浸して食べることで
ちゃんとした夕食も兼ねられます。
あと、和系の一例ですが下の写真の様な肉団子鍋も日本酒に合って美味いです。
肉団子の代わりに違う食材を入れても楽しめます。
例えば鶏肉で水炊き、水餃子で中華鍋風など考えるだけでたくさん思いつきます。
出典:SnapDish
料理のド素人の僕が作り方を説明しても仕方がないですが(苦笑)、要は少しの下ごしらえで
あとは鍋に放り込めば、ストウブがしっかり仕事をしてくれると言うことです。
煮込んでいる間は注意も必要ですが、出来上がるまでは前菜的な物で飲んでいればいいですし、
ほんとうに簡単、手間いらず。
もちろん普通にシチューやカレールーなども作れます。
ストウブを使ってみての感想
頭の中で食べたいものが実際に惣菜として販売されていないことは普通にありますし
普段と少し違うものを食べたい、そんな時このストウブを使ったレシピで作れば、簡単手軽に
普段とは違う美味しい物が出来上がります。
こちらはわが家でサクッとアクアパッツァを作った時です。
買ってきた材料の下ごしらえを施しをして、あとは白ワインと水を加えて煮込むだけ。
こんな感じに簡単に仕上がります。蓋を開けた時の魚介スープの香りの良さがたまりません。
あとはスープと共に皿に移して、これを肴に白ワインをがぶ飲み♪(笑)。
ストウブならではの鍋の構造により、食材がふっくら甘さもしみ出してきて、誰でも美味しい
料理を作ることが出来ます。
この鍋で調理した料理が美味いと実感できるのが、実際に使って食した人だけです。
また、このストウブを使ったレシピはWebサイトも充実しているので作り方で悩むことも
ありません。(ストウブのレシピ本は書籍でもいろいろ販売されているくらいです。)
目を通しているだけで、あれもこれも作ってみたい!と思えるはず。
この鍋があれば普段の食事事情も豊かになりますし、もし大きめのサイズを選択しても
入れる具材の量は自分で決められるので(簡単に作れるためレシピの人数を気にしなくてもOK)
一人暮らし生活にも対応します。(IHも大きめサイズなら使えます)
また、誰かへのプレゼントなどでも喜ばれることも間違いなし。
と言うか、プレゼントしたら、実はもう保有していたって人も多いかもしれませんが、
定番製品から形やカラーの選択をずらせば、かぶることは無いでしょう。
それこそ、バリエーションが増えてテンション上げて喜こんでもらえると思います。
僕もこの鍋のおかげで普段の食事以外に、お留守番時の家飲みLIFEをちゃっかり充実させて
います。
値段は高いですが、デザイン性、機能性共に価格に見合うモノ。充分に元は取れます。
ぜひ皆さんもこのストウブ(STAUB)を使って家ビストロLIFEを楽しんでください。
出典:Yell Market