今回の下田で立ち寄ったのはこのお蕎麦屋さん「いし塚」。
下田の名店と呼ばれているお店です。
訪問前に仕入れた情報でかなり観光地化していそうな気配を感じながらも、せっかくなので
混雑覚悟で、美味い蕎麦目当てに訪問してみました。
直接の関係はないですが、下田の居酒屋関連の写真も記念に載せておこう(笑)。
じゃ、いし塚へ行こう!!
駅前からお店まで車の場合はあっという間。あっさり通り過ぎてしまう近さです。
ただ、お店の駐車場はかなり混雑していました。
徒歩なら伊豆急下田駅から5分程度。
のんびりした景色と時間を楽しみながら歩けばすぐです。
店は古民家風の作りです。美味そうな感が漂うどっしりしたお店の構えです。
僕らは昼時にも関わらず幸いにもほぼ待ち時間なしで奥座敷に通されましたが、
その後は、一瞬で一気に混みだして店内も通されたお客さんで待ちの行列でした。。
(瞬間のお客の凪状態のときに入れたのかもしれません)
訪問するには、気合で並ぶか、時間は少しずらしたほうがよい気がします。
店の中は田舎の民家の座敷のような空間はゆったりしてる。
店内は混雑はしていますが、ゆとりあるスペースのおかげで席に座れば窮屈感はありません。
落ち着いた内装や窓から眺める庭でホッとした気持ちになります。
ちなみに、早々の久々のトイレチェックです。
かなり大きい店内の規模ですが、トイレは1つ。(他になければ)
ただし広々と贅沢なつくりでした。
女性でも抵抗感なく入れるという感じと言えば、安心して使用できるものと伝わるでしょうか。
洗面所とトイレの間隔も広めにとられていてゆったりしています。
こちらは席から見た店内の画です。
落ち着いた雰囲気です。
この雰囲気を楽しみながらゆったりと蕎麦を食おう♪
お目当ての蕎麦をオーダーする
メニューにはいろいろな蕎麦が紹介されています。
目を通すだけでも楽しいです。
普通なら、定番で押さえておきたい天せいろ等をオーダーすると思うのですが、
僕はなぜか別な気分。
ということで、オーダーをいろいろ悩んだ末、頼んだのがこちらです。
どうでしょうか??
そう。なめこ蕎麦。
しかも、温かいやつ!
上の写真で普通のなめこ蕎麦との違いがあります。なんでしょうか?(笑)。
「見れば、わかるよ」 そうもちろんですよね。
普通のなめこ蕎麦は、なめこがまんま蕎麦の上にのるわけですが、この店のは
なめこ先生が壺のような中に収納されています。
仕事が丁寧です。
このなめこ先生の収納壺は何なのか寄って撮ってみました。
思わず、蕎麦に目線が行くかもしれませんが、このなめこ壺の作りですが、
お餅のようなもの?でした。
このお餅がなめこの旨みがそばつゆに流れ出さないように遮断しているわけです。
食べ方に瞬間悩みましたが、最初はなめこ先生をつまみながら蕎麦と一緒に食べました(笑)。
食べる側に美味しい素材を美味しく食べてもらおうという意識なのでしょう。
芸が細かいです。
重ねて驚いたのがこちらです。
結んであるのがわかりますでしょうか?
こういうところまで手を入れている細やかさの上に蕎麦の出来栄えがあるわけで
蕎麦のクオリティは安心できるものがあります。
実際に食べてみても、実際の蕎麦は細めでもしっかりしてて、喉越しも最高!
香りは出汁と相まってかなり芳醇です。
「あ~、これぞ蕎麦だなぁ~♪」
という感じ。
つゆの味は濃い目。
ただこのくらいの味じゃないとなめこのキャラに持っていかれちゃいそうで、上手なバランスの上に成り立っていました。
蕎麦自体の出来栄えはそれこそ人それぞれの味わい感ですが、僕は美味しかったです。
ちなみにこちらが天せいろです。
多くの人の席に並んでいました。
こちらが蕎麦メインの写真。
こちらが天ぷらメインの画です。
こっちも美味そうですよね~。
二人前をペロリとたいらげられる胃袋が欲しいと思いました(笑)。
いし塚の蕎麦の感想は?
価格についていえば、安くてCPが良い、とはいえません。
しかし、都心でもさくりと入った蕎麦屋で遭遇する可能性がある価格と考えれば、
価格イメージ伝わりますかね?
しかもそれで美味いのだから結果は、 → 腹落ちします。
下田という町は和食、洋食、中華と何を食べてもそれなりに皆美味しいと思います。
そんな中、このような美味い蕎麦というのもせっかく来たのなら味わうべき!
メシ候補の選択の一つに十分入ると思いました。
もちろん、再訪もあり!
書きながらも、
「次回はやはり天せいろか?とろろの冷蕎麦にしようかな?」
と妄想も膨らみます(笑)。
繰り返しになりますが、美味しいが故にかなりの人気の繁盛店です。
予約は不可とのことなので、あらかじめ行列覚悟で時間に余裕を持った訪問がよいかと思います。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
いし塚さん、ありがとうございました。
お店情報
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