ラーメンとご飯のセットと言えば、チャーハンです。
しかし、ここのセットの丼ぶりは、なんと海鮮丼! では、海鮮丼に合うラーメンとは
どんなラーメン?と考えちゃいませんか?、と言うことで訪問レポートします。
花板食堂 イシカワ について
今回、南部市場に立ち寄ったのは、当然のように家居酒屋を楽しむための酒の肴の仕入れ。
そう、海鮮の仕入れが目的です。
訪問したのは、週末の午前中。
こちらは横浜シーサイドラインの南部市場駅を出たところの景色です。
既に駐車場はこんな感じで混みあっていました。
ロケーションとアクセスです。
(詳細は下の地図を参照ください)
南部市場は、横浜シーサイドラインの南部市場駅前にあります。
JR横浜駅から約30分ほど。京浜東北線の新杉田駅から横浜シーサイドラインに乗り込むと
「ここも横浜なんだ?!」と言うような意外性のある工業地帯、住宅地を通りすぐです。
そして改札を出て表示に従えば、上の写真のような光景が目に飛び込んできます。
花板食堂 イシカワの、わがままが満たされる海鮮丼ラーメンセット
お店は南部市場のお隣、ブランチ横浜南部市場内にあります。
上の写真の建屋を奥に進んだ港前の場所。
この看板が目印です。
昼時、前後は並びが必須なので、行列でわかるかもしれません。
そして、店前にはこんな気を引くかんばんがあります。
やはり皆さん、マグロを筆頭とした海鮮が人気のようです。昼頃にはすでに完売です。
並んで店内に入るとすぐにオーダーを入れる(並び中に聞かれる時もあり)システムなので
この看板で先にメニューを選んでいたほうが良いです。
並んでいても、このお店は長居する雰囲気ではないので回転は良かったです。
店内は2方を天井迄のガラスで覆われた開放的な店舗スタイル。
女性でも入りやすい清潔感のある雰囲気です。
しばらく、週末を楽しむ人たちの緩やかな活気を感じながらオーダーを待っていると
来ました、来ました、楽しみな海鮮丼ラーメンセット!
これです。
どうでしょうか??
安易に海鮮丼ぶりにせず、あえて漬けて食すスタイル。
この海鮮小鉢を肴に日本酒もイケてしまうシロモノです。
では、最初に気になるラーメンから。
海鮮に合わすラーメンと言えば、このようなあっさりシンプルなのが正解なのでしょう。
澄んだスープの上にはメンマ、チャーシュー、ネギ、なるとの構成。
この「なると」がそれこそ「old school」
ラーメンのコンセプトを示しています。
麺は細くややちぢれの細麺。スープ(出汁)が絡みやすいです。
たぶんこれはこだわっているのでしょう。シコシコです。
そして、スープはあっさり鶏ガラ醤油の王道系。
さっぱりしていて旨みがあって全部飲み干せてしまう味です。
こってり系スープ気分だと物足りずに残念かもしれませんが、セットの海鮮丼の味わいを
邪魔しないコラボを考えたら、これがデフォルトであって僕は納得しました。
そして海鮮丼のネタへ。
寄ります。
ツヤツヤ、プリプリ感が伝わります。
しかも醤油をかけずに食べたら、そのまま魚の旨みが口に広がるものです。
居酒屋の刺身でも充分にOKなシロモノ。
こちらが自分で醤油と合わせて漬けたものを乗せた状態です。
もともとベースのご飯は、酢飯ではなくノーマルの白飯。
白飯だから魚の旨みをじっくり楽しめます。
酢飯でごまかさず、あえて白飯で勝負する構成。
僕は「かなりこだわって製作したものだな~」とひとしきり感心しました。
なぜなら、装飾なしの素材中心のシンプルな構成でお客さんに提供するのは、もし自分が
料理人だったらかなりの「圧」がかかる仕事じゃないでしょうか?
それを大量に提供できる、その仕入れ力とクオリティに圧倒されました。
花板食堂 イシカワの海鮮丼ラーメンセットの感想
選ぶことができることです。
このコンビを選択できるお店はそうそうありません。
しかも、両方とも美味い!!ということが大切。
出来るお店はかなり絞られると思います。
つまり、気軽に美味しい家居酒屋化に必要な酒の肴がそろうことです。
買い物ついでにこのクオリティが楽しめてしまうこと。それも美味しい機会(出来事)です。
このSETの始まりは企画は思いつきだったとしても、それをここまで真面目に味にした
お店の熱意に感心しましたし、お得なわりに美味しかったです。
家飲みネタに新鮮で珍しい海鮮を仕入れて、ランチは港の風を感じながらのラーメンSET。
日本人なら好きな人も多い海鮮丼&ラーメン。この至福の組み合わせを楽しめる店です。
にぎわう店舗を見ながら、なんだか元気が出る一日でした。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
花板食堂 イシカワさん、ありがとうございました。
お店情報
変更に備えて訪問前に店舗情報をご確認ください。
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