伊東温泉旅行の続きとなります。
前夜は居酒屋まるたかで海鮮を堪能して、今日の昼飯で向かったのがこちら。
そう、あの支那そばや系列の福々亭です。
露天で朝風呂に入り宿の朝飯もがっつり食べてきたのですが、まだまだ食べる気満々で
お店に向かいました(笑)。
福々亭のラーメン
ロケーションとアクセスです。
(詳細は下の地図を参照ください)
伊東の駅を背に左手、海岸に向かう通りのそばにお店はあります。
駅から徒歩で2、3分程度。
お店はこじんまりとしていますが、たぶん行列ができているからすぐわかるんじゃないかと。
僕が到着したのはお昼過ぎでしたが、かなりの待ちの行列がすでに出来上がってました。
このため、お店の全景は残念ながら撮ることはできませんでした。
記念の一枚はこちらです(笑)。
並んでいるお客さんも男性、女性、年齢も幅広くほとんど観光の人たちだったんじゃないかな。
伊東で人気のお店ということはこの行列でわかります。
30~40分は待ったでしょうか。
やっと入店できました。
店内は撮影禁止。L字のカウンター席10席程度の収容能力。
これではほかの人が写真に写りこんでしまうわけで撮影NGも納得です。
僕が頼んだのは、醤油まるとくラーメン、1150円。
内心、「少し高いなぁ~」とも思ったのですが、観光なので少し奮発しました(笑)。
周りで頷きながらうまそうにラーメンをすする音が聞こえてくる中、心待ちしていて出てきたのがこの一品。
どうでしょうか??
結構なボリューミーさ加減です。値段も納得。
注目してほしいのは、醤油ながらも透き通ったスープ。
かなり優しい味わいで何かが突出した感じではなくいろいろな材料を使いながらも非常に
一体感があるようにまとめられています。
コクがありながら、醤油の旨味も感じられる美味しいスープです。
昨晩のまるたかでの暴飲暴食後(笑)では特に体に染みる優しい味でした。
ねぎとメンマもシャキシャキとして食感が楽しめる上出来ものなのはこのレベルでは
当然でしょう。
麺はストレートの細麺。
チャーシューは脂身の多い豚バラ。
とても柔らかくトロトロでほろほろ。スープの邪魔をしないくらいの味付けも良い。
そしてワンタン。
なめらかでツルンとした皮の中には、胡椒の効いたジューシーな餡(具)が。
ワンタン入りと言えば、小田原系ラーメンを思い出しますが、ここ伊東は静岡県と言えど
隣はすぐ神奈川。小田原系と呼ばれているラーメンの影響も受けているのでしょうか?
ラーメンはボリュームがありますが、妙に尖りすぎていないコク旨まろやかスープのおかげで
スルスルっといけてしまいました。美味い一杯ごちそうさまでした!!
福々亭のラーメンの感想
オーナーは佐野実氏の名店『支那そばや』出身で、店は創業1999年の伊東の人気の老舗店!
僕の勝手な印象ですが、あの気難しそうでまっすぐに仕事を極めるタイプの佐野実氏に師事して
いたのなら味はまず間違いないだろうなと思っていました。
結果的は、まさにその通り。
「支那そばや」のシンプルながらもあのすべてが研ぎ澄まされた結晶のような味と持っている
緊張感は少し違いますが、提供する商品について基本の取り組み姿勢は同じものを感じました。
具材も含めて丁寧な仕事っぷりも似ています。
(ちなみに、こっちはボリュームも結構あるので腹満足度も高いと思われます)
近所にあれば、当然の定番店にするのでしょうが、伊東にあるから良いとも思っています。
伊東の忘れられない一杯になるわけですからね。
そして、また食べたくなったらまた伊東に行けばいいでしょう。
せっかく伊東で温泉を楽しむのなら、+アルファで「まるたか」とこちら「福々亭」
1泊で2軒、少なくても2本立ては楽しむことをぜひお薦めしたいです。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
福々亭さん、ありがとうございました。
お店情報
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