今回出掛けてきたのは横浜駅西北口にある「貝と炭火と日本酒 撓(たわわ)」です。
料理は定番と創作系が上手にMixされていて、盛り付けもきれい。
店内も落ち着いていて女性ウケがしそうなお店です。
良かったら読んでみてください。
貝と炭火と日本酒 撓(たわわ)について
何故このお店を選んだかと言うと、横浜駅界隈であまり聞かない「貝と炭火」と謳っている店
だったからです。
炭火はともかく、堂々と貝を売りにしているお店はオイスターバー以外、和食では珍しい。
しかも、ジャンル的には、割烹、小料理、居酒屋という枠。
海鮮メインの雑然とした居酒屋はあるにしろ(そんな店も大好きだけれど)割烹、小料理スタイルのお店に興味を持ったからです。
早速店のほうに出向いてみます。
場所は横浜駅西北口を西口方面に出て、鶴屋橋を渡り、コンビニの角を曲がった先の左の
ビル3階にあります。
飲み屋が乱立する中であえてのビル3階、ここも唯一無二と同じ緊張感を少し持ちました(苦笑)。
だって、まわりに飲み屋が充実しているのにあえて3階まで上がろうって気にはなかなかならない
から(笑)。上げさせる自信がしっかりあるのか??
⇒【横浜】唯一無二 デートや女子会に使える創作和食のお洒落ダイニング
「週末なのにガラガラの店だったらどうしよう?」と内心少しドキドキしつつ3階へ。
エレベーターの扉が開くと、気持ちを整える暇もなくそこはすぐ店。
外から覗ける落ち着いた店の雰囲気と中から聞こえてくるお客さんの明るい笑い声、話し声で
一安心。
予約をしていた旨を伝えて席に通されました。
本日のコースはこれ
席について、すぐに飲み物のオーダーが取られてスタートします。
これが前菜の3点盛り。
そう、見ればわかりますが今回の話は春先の話です(今さらに書いています・苦笑)。
実はこの前菜の前に造りが先に到着していました。
「前菜を端折られたか?そー言う店なのか?」と疑心暗鬼で思ったりしましたが、その旨伝えるとすぐに届きました。
前菜の出来はなかなかに素晴らしい。
さすが貝の店。のっけの前菜から貝も出してきます。
そして、先に到着していたお造り。
どうでしょうか??
この盛りには「おお!!」と言う感じ。びっくりしました。
見た目のきれいさから美味そうなのはわかると思います。
しかも定番の魚だけでなくこちらも赤貝付です。
そしてこちらがその赤貝の刺身のアップ。
ご承知の通り単品オーダーならともかく刺身の盛り合わせで出してくるところはあまり
ありません。
しかも魚と同様に新鮮な見た目。
飲み放題のコースにしていたのでこの辺りで既に日本酒にスイッチしています(笑)。
次は煮物と表し新玉ねぎと蛤の真丈です。
これも見た目がキレイですね。
しかも旨みがあって酒に合います。
焼き物は、大山鶏の炭火焼 フォアグラのソテーというシロモノ。
創作系ですね。味のほうはなかなか濃厚ながらもさっぱりとした感じ。
やはり和食設定だからなのでしょう。
かかっている柚子ソースの施しも面白い。
下は揚げ物。山菜天ぷらです。
べたつかず、カラッとした仕上がり。なかなかのものと思いました。
蒸し物は白魚とカマンベールの茶碗蒸し。
これも面白かったです。
そして〆の浅利とトマトの土鍋ごはん。
量は残念ながら少し寂しかったわけですが、
やはり〆は貝ものを取り込んできましたね。
この流れには感心しました。
最後のデザートはさっぱりしたシャーベット。
味見をした後の写真です(笑)。
これでしっかり締まりました(笑)。
撓 (たわわ)の感想
今回は初訪問と言うことでお店のおススメのコースを選択しました。
たしか飲みほ付で\5,000円/1人程度だったかな。
それほどコスパが良いとは言えませんが、横浜駅界隈では当たり前程度の価格帯では
ないでしょうか。
繰り出される定番と創作の料理は見た目もきれいで美味しかったですし、
なにより店名「貝と炭火と日本酒」というコンセプトからから外れない料理の組み立てには
素直に感心しました。
反面、オペレーションと言うか、前菜とデザートはこちらで確認して出てきた状態があり
いちいち出てくる料理が何番目で次は何が出てくるか、なんて考えなきゃいけない面倒さが
ありました。まあ、これはその日の店側の状況なんでしょうけど。
また、ボリュームについて言えば、飲むと食欲が旺盛になる僕には少々物足りない感じ。
ただ、女性にはちょうど良い量でかつ、見た目もきれいな料理がたくさん出てくることは
楽しかった様でした。
量少な目は割烹なんだから仕方がない?
足りなければ男気(?・笑)出してオーダー追加すればよいことです(財布にそれほどの
男気があるかは微妙に気になりますが・苦笑)。
ビルの3階と言う立地は決して優位性があるとは思いません。
逆にそれだからこそ、「あえて」この店を選んでもらうというお店の芯となるコンセプトが
必要になるんじゃないかな。
その点、ここはそれを貝と炭火でブレずに纏めていると思いましたね。
実際の調理場が見えた店の方が僕は好きなのですが、食べてみた感想としては貝と炭火焼きを
中心として、四季折々いろいろな料理を楽しませてくれるお店として期待が出来そうです。
お店の雰囲気もかしこまり過ぎずラフ過ぎず、カジュアル割烹と言う感じでしょうか。
特に女性も含めての飲みなら喜ばれると思います!
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
貝と炭火と日本酒 撓 横浜鶴屋町店さん、ありがとうございました。
お店情報(訪問時の情報です)
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