お昼では自分のランチ場所で定番化しているこの店ですが、夜もぜひ寄ってみたいと
思っていました。→宗平ランチ編
が、しかし結構な人気店で混んでいて振られること数回。。
今回はなんとか初入店できました♪
まず、お店の状況は?
ローカル色の強いこのようなお店の場合、なんと言っても気になるのが
客層やお店の雰囲気です。
この辺りを今回の飛び込みで確認してみました。
正直、常連さん色は強そうです。
通されて座ったカウンターに僕たちを中心として左右に2グループ。
店長や店員さんと話す感じから両方とも常連さんですね。
また、店長さん、年配の店員さんも明るくてノリが良い。
向こうから話も盛り上げも振ってくるタイプのようでした。
こちらが振ってもいないのに、正直リアクションは押しつけがましい
傾向はありますが、感じは悪くは全然ないです。
放っておいていて欲しい飲み方の人には少し暑苦しいかもしれません(笑)。
常連さんの飲みも蒲田の居酒屋さんで感じる「きれいな飲み方」されています。
長崎が地元のような方もいらっしゃいました。
そうなれば、地元飯を提供する居酒屋は居心地よく気を和ませられる場所の
ひとつかもしれませんね。
それでは、夜編の実食開始!
お店の雰囲気からの、当然ながらのメイン、実食に行きましょう。
まずは最初の一杯とお通し。
さっぱりしていて酒に合います。お通しがイマイチな店はその後も期待できないと
僕の経験則にありますが、ここは大丈夫です。
お通し自体、料理が出る前に酒をつなぐための肴と僕は位置づけているので
これが合わないと厳しめの所感になってしまうこともあります。
今回は日本酒に合う感じのものでしたね。
と言うことで、すぐに日本酒を選択しました。
お店は盛況でしたし、しっかり温められる時間による飲みたい気分ロスを
避けたいために2合にしました。たしか熱燗と言う選択肢で高清水だった気が。
日本酒熱燗のメニューながら銘柄を入れてくるのは、熱燗指名に際に
どこの酒かもわからない酒をものを出してくる店よりは良心的です。
他にも日本酒銘柄は色々ありそうでしたが、この辺りで酒選びのセンスの良さも
感じましたね。
今回は魚物をスルーして鶏の岩塩焼きでスタートです。
これ、なかなかに美味かったです。シンプルながら火の通し方と鶏肉自体の良さなの
かもしれません。変な臭みはなくて塩加減と肉の旨みがマッチしています。
とりあえず、アップにして肉に寄せてみました(笑)。
肉厚もあるし結構ボリュミーなことがわかると思います。
蒲田ってほんと肉の扱いが上手なお店も多いです。
びっくりしたのがこちら。
穴子の一本揚げ。
長崎から離れて江戸前の流れになっちゃったところはご愛敬(笑)です。
おススメメニューからなので、定番メニューとは違います。
こちらも写真の通り、身は結構分厚いです。
しかも衣はさくさく、身はふんわり。
これで¥900円前後だったかな。おススメだけのことはある美味さ。
これで充分にお腹は膨らみます。
いろいろまだまだ食べたい気持ちはありますが、今回はこの定番でさくっと締め。
そう、長崎の皿うどんです。
これって食べたいときにはとてつもなく食べたくなる一品ですよね。
野菜の「シャキシャキ感」、「とろ~り」としたあん、麵の「パリッ」とした感じ。
これを一体にして口に入れるといろいろな食感と旨みが混じったあんの味わい。
大切に噛んで喉に入れたいという感じです。日本酒にも当然に合います。
自分で写真を見てもたまりませんね(笑)。
しかもこのボリューム感です。
盛りの高さを伝えたくてこのアングルで撮ってみました。
2人でも締めには十分な量。また1人でも食べきれてしまう美味さでもあります。
宗平を個人的にまとめてみると・・・
冒頭にお話ししたように、常連さん率は高いかもしれません。
店員さんもテンション高めの応対です。
でも、一人で出かけても、そこはベテラン店員さん、お客の雰囲気でゆっくり
飲みたいサインを察知してくれる部分もありそうなので気が楽です。
またお客さんもきれいな飲み方ができる方たちが多いように思えましたし
その点では一人でふらっと立ち寄れる店だと思います。
逆に馴染みになりたい、地元が九州、長崎の方にはとても居心地の良いお店に
なるかもしれません。
地元から離れた場所で地元を感じられるちゃんとしたお店は貴重です。
料理の味は密かな人気店なだけに僕は安心できるお味でした。
飲みの締めは長崎のちゃんぽん、皿うどんという気分ならここは間違いのない選択。
アーケードの中にポツンとある、なかなかに渋い面構えのお店ですが、なかなかに
食の雑居エリア、蒲田らしいお店だと思います。
ちゃんぽん、皿うどんメインで飲んでも全然OK。
もちろん僕はまた通いたいと思います。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
宗平さん、ありがとうございました。
お店情報(訪問時の情報です)
下のリンクから食べログへ飛んで予約もできます。
(と言うか、グループで週末の夜利用なら予約したほうが確実です)