今回書くのは、蒲田にあるとんかつの有名店「とんかつ檍」です。
ご存知の通り、林SPF豚をフューチャーした蒲田でも有数の
行列のできるとんかつ店です。
とんかつ檍のランチ
JR蒲田駅 東口を降りて駅前ロータリーを右に向かい、はま寿司のところを横道に入る、
蒲田の吞兵衛街から少し離れた場所に店は有ります。
僕はこちらに行くのほぼランチ時。
この昼時って一番混みあう時間帯なんですが、ランチだと少しお得なのと
夜はやはり居酒屋のほうに足が向いてしまうからです(笑)。
逆に夜だと昼間よりは価格は上がりますが、混雑も少し落ち着いているかもしれません。
(あくまでその時の要因によるとは思いますが。)
この一見目立たない控えめな店構えですが、反面これがお店の自信、余裕なのかと思ったりしていました。
この日もちょっと並んだくらいで入れたのはラッキーでした。
席数はストレートのカウンターに10席ほど。
広くはありません。
でも逆に目の前で調理が見れるのは楽しい物でもあります。
それで、オーダーの方ですが、ノーマルなロースかつランチ定食を選択。
いろいろ食べてみたくもなりますが、価格が高くて美味いのは当たり前とも思うので
この選択が多いです。
並んでいる際にオーダーを事前にしているのでそんなに待つことは無く定食も出てきます。
まずはみそ汁と香の物。
香の物はともかく、みそ汁(豚汁と呼ぶほど具沢山ではありません)は上品な味付けです。
比較されやすい他店と比べるとこちらの方がシンプル。
他店はちょっとワイルドな感じでしょうか。
そして、お目当てのロースかつ。
ど~んとテーブルに登場します。もちろん目の前で揚げてたものです。
下の写真で衣はサクサク系が伝わりますかね?
ノーマルの定食でもこの通り、かなりの肉厚なジャンボサイズ!です。
この肉こそが、林SPF豚!!
面は見ての通りのレアピンクで、
肉汁滴る設えで見るからに美味しそうです
もう少し寄って撮ってみました。
レアのピンクの部分がよくわかると思います。
分かりにくいかもしれませんが、ピンクの部分が少し少なくなっています。
これは揚げた後の余熱で中に熱が徐々に進んでいることになります。
つまり、肉だけではなく揚げ方も重要なポイントになるわけです。
下のは食事中の皿でごめんなさい!
相方さんからもらったひれかつです。
こちらの方は当然に脂身はないのでさっぱりとした肉を味わえます。
そして最後にロースかつの全容です。
キャベツも当然のシャキシャキでこれにソースが合います。
とんかつにはキャベツって誰が最初に始めたのでしょうか?
かなりの発見だと僕は内心思っています(笑)。
端の脂身のやや多いところから食べ始めるとしてまず驚くのは脂の旨味!
甘くて脂身の変な脂身らしさを感じません。口の中で溶けていく感覚です。
普通のとんかつではなかなかここまでたどり着けないのでは?と思っています。
そして赤身含め全体的にとてもジューシー!肉自体の味がしっかり感じられます!
そしてサクサクな衣と旨みたっぷりの肉のコンビネーション。
「こりゃあ、美味いわ!!」
ときっと思われると思います。
塩との相性がいいと書いていましたが、まさにおっしゃる通り。肉がより甘く感じる。
ちなみに僕の場合は、何もつけず、塩、ソースと3パターンで食べています。
とんかつ檍でふと思ったこと
曖昧ですが、以前は檍も隣のいっぺこっぺも大将らしき人が仕切っていた気がしましたが
近年はどちらも若手らしき人達が厨房に立っています。
考えてみると、銀座を皮切りにいつの間にか店舗数が増えています。
チェーン店化してしまったのでしょうか???
油扱いもまたプロの技量が必要。職人さんのレベルは、大丈夫なの??
なんていう心配も正直ふとよぎました。
先に書きましたが、とんかつは素材と衣、揚げ方等、それぞれが重要パートですよね。
難しそうなのが、余熱の扱い方。
その日の環境で微妙にズレますし、それを知るには経験がものをいうんじゃないかと。
全くの素人の僕でもかなり難しいものとわかります。
まあ、美味かったので杞憂に終わり安心しましたが(笑)。
これだけのクオリティがもっと色々な場所で気軽に食べてもらえることは賛成ですし、
機会があれば他の系列店でも食べてみたいと思っています。
なぜ、機会があればとなるかと言えば、個人的にはとんかつ檍はここ蒲田で出会って
林SPF豚と揚げ具合のすばらしさに通い始めた店なので蒲田で食べるというイメージが
強くなってしまっているんですよね(苦笑)。
やはり檍のとんかつは「美味い!」ものでした。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
とんかつ檍さん、ありがとうございました。
ご参考:こちらはお隣、いっぺこっぺさんです。
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