京急蒲田「麺屋 旧月」鰹と鶏のMIX旨みをフューチャー 和テイストを楽しむ中華そば

京浜東北・京急沿線でランチ
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今回訪問したのは、京急蒲田駅が至近の麺屋 旧月です。
この店で鶏の旨みとかつおだしが効いているあっさりコク旨の中華そばを楽しんできました。
訪問レポートを書きましたのでよかったら読んでみてください。

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麺屋 旧月について

まずは、ロケーションとアクセスです。
(詳細は下の地図を参照ください)

お店の場所は京急蒲田駅からすぐのあすと商店街。その中程にあります。
麺バカ息子跡地に居抜きでオープン。


奥が京急蒲田駅となります。
駅からは数分、アーケード街なので雨でも傘不用なロケーションがうれしい。


京急蒲田駅から来ると右側のこの看板が目印。
また、お店の前には、わかりやすくメニューが紹介されています。


これを見ただけで、「美味そうじゃん♪」と興味をそそられますよね。
ネタバレだけど、期待を裏切りません。

この店のスープの特徴は大きく分けて、鶏白湯と背脂とカツオと鶏の中華そば系です。
荒本節の醤油スープと濃厚鶏白湯スープの2本立てです。
どちらをベースに選ぶかは、あなた次第っ!!。

この日はあっさりコク旨の中華そばを選択♪

この店の母体が新橋にある居酒屋 旧月。
このお店のウリは、水炊き、蕎麦など和食居酒屋さんとのことで、鶏白湯と背脂もかなり気に
なったのですが、デフォルト仕様でシンプルに中華そばをチョイスしました。


まず、店舗前の自販機でメニューを選択します。
並んでいた場合は、この自販機前に来た時点で購入するのも良いですし、最初に購入して
並ぶのもアリです。どちらにしても並びの場合、入店前にチケットを提示するシステムです。

席は、以前の「麺バカ息子」と同様、奥に長い逆L字のカウンターです。
「あそこもニクイ旨さだったのにな。懐かしいな~~」
と思いつつ、出てきましたよ、これ。

どうでしょうか??

待つこと数分で出てきたのがこちら中華そば。

「本格的なやつじゃん~♪♪」

とたぶん皆さん思うハズ。そう!!、この店で出てくるのは渾身の本格的な麺屋の麺です。


カウンターには、こんな感じで定番の調味料Gが鎮座しています。
「こんぶ酢」が個人的に興味深かったです。
中華そばにどのように作用するのか??

中華そばの構成です。
まずチャーシューは2枚、鶏チャーシュー1枚。豚のチャーシューは低温調理タイプ。
こちらは口に入れると豚肉の凝縮された旨みが、ずずっと口いっぱいに滴り落ちます。
鶏はオーソドックスなもの。このさっぱり感が、旨みの濃いスープにマッチしています。

メンマは穂先メンマを使用、海苔も風味が高い「和」を感じさせるタイプを選んでいます。

海苔は昔この辺りでも収穫されているからか、今も扱いにクォリティが高いのが多いので、
界隈の人はかなり厳しい目で見ると思いますが、ここのは合格点じゃないかな。

玉子は別にオーダーして追加しました。


ラーメンの味はうっすらしていますので、直球ですね。玉子も本来の味を楽しめます。
味玉は奥久慈卵で味が濃く美味しい。
トッピングで追加しても全然OKだと思います。

Wスープのコラボの鰹出汁と鶏白湯はサラッとした粘度。
荒本節と昆布を炊き上げた鰹出汁に水炊きを応用した鶏白湯ということだがあっさりとしていて
物足りなさも感じます。

ですが、コイツがそのうち、この配分が美味しいと感じてくるところがこの店の魅力。
そっか、上品で本格的でいただきやすいやつだからです。
ラーメンでも、ワンランク上の味に変えてきます。

新橋の天ぷら・水炊き提供する和食の旧月のラーメン専門店なので、スープを含めて味の
全体構成の「和」コンセプトは揺るぎません。ブレなくて良いです。

麺は、中太のちぢれ麺です。
麺は中細平打ちストレートで加水高めのムチッとした食感。
これがスープによく絡まり、かつボリューム感があるから意外に減ったお腹が安定します。

参考にこちらは相方さんチョイスの鶏白湯系の中華そば。
少しもらいましたが、こっちも変な鶏白湯ではなく、かなりのまろやかさ。
ほんと、鶏の臭みがなくスムース&マイルドです。

どちらを選ぶか、シンプル中華そばと選択が難しいです。その日の気分で決めるしかないですね。
美味しさは甲乙つけがたい、その日の気分で選ぶ味だと思います。

そして、昆布酢を含めた味変用調味料も自分らしく好きな味に持っていくのは必需品です。
入れ過ぎもダメだけど、少なすぎも味の核融合はしません。
取り扱いが難しい。通い慣れて使い慣れないとランクアップは難しいかも。

この日、昆布酢を後半食に投入してみましたが、適度な酸味が味を引き締めてくれる役割を
果たしていることを実感しました。味変でそれぞれの好きな配分で入れることをお勧めします。

麺屋 旧月の感想

この店、唯一無二の味!と思うほどの味のインパクトは、僕は感じませんでした。
それは和出汁メイン、仕方がないこと。
意味のない派手さより素材にこだわったさりげなく旨みのあるやつ。ポイントはそこです。

これは「大人の味」です。

味覚以上に、どこに足元を置いて商売しているかを考えることが大切で、その大人志向に
合わせて自分を持ってこなきゃ、満足感を得ることは難しいのじゃないかなと思います。
扱いにくいタイプのお店です。お店の本意ではないかと思いますが(笑)。

僕の感想は、
でしゃばらずとも旨み深く、ちゃんと「本格的な麺屋のラーメン食ったな」と美味しかった
です。

実は、この界隈で「麺屋」と言えるストロングスタイルでラーメンを提供しているところは
意外に少ないので、今後インバウンドを想定した京急蒲田のポテンシャルを考えた上で
出店と考えると、ビジネス的に良いエリア設定だと思います。本格的な麺屋なので外人さんにも
注目されるでしょう(※現在は他店も出店して厳しいビジネス競争の環境下です)。

また、間違いのない醤油系のシンプルな味は、飲んだ後の〆ラーメンとして味わえる店です。
僕はこの界隈の居酒屋で飲んだら、次は本格的〆はここの麺でいいかも!と思っています。

今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
麺屋 旧月さん、ありがとうございました。

お店情報

変更に備えて訪問前に店舗情報をご確認ください。
下のリンクから食べログへ飛びます。

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