今回のレポートは横浜駅地下街にある「勝烈庵 相鉄ジョイナス店」です。
勝烈庵は長年みんなに支持されるハマの歴史あるお店。
そんなお店のゴージャスなランチなので記念に訪問レポートをします。
ハマの勝烈庵について少々
ハマの皆さんよくご存じだと思いますが、ここは相鉄ジョイナスの地下一階にあるとんかつ(
かつれつ)の老舗の中の老舗です。
馬車道に本店があり、崎陽軒、ありあけ等と同じく横浜を代表するお店。
創業は昭和2年、文明開化の地横浜に出店、そして今も行列ができる人気店です。
今回は私用の利便性もあって相鉄ジョイナスの地下一階にある相鉄ジョイナス店を訪問しました。
ロケーションとアクセスです。
(詳細は下の地図を参照ください)
、と言うか、JR横浜駅、または相鉄線、横浜市営地下鉄から雨にも濡れずにダイレクトに
訪問できる立地の良さ。さすが利益を出せるお店でないとなかなか出店が難しい駅至近の
エリアです。
地下一階のフロアは他にも名店がある充実した食のフロアです。
この日も人通りは多くて店前で並んでいた際に店舗入り口を撮るのが精いっぱい。
この雰囲気が、横浜、関内を中心としたエリアの雰囲気に合っています。
店舗脇にはこのようなテイクアウト用のスペースも確保されています。
ここでお弁当など仕入れて、カツレツ中心とした家居酒屋化を実現するのも良いですよ!
この暖簾をくぐると何故か記念日的な感じがして(笑)、テンションが上がってしまいます。
この日は週末の昼過ぎ、13時過ぎ。それでもお店の前は5~6組の行列がありました。
ここの行列時間は予定に織り込んでいたほうがよいです。
しばらく待って店員さんに案内された席に着きます。
お客さんの層はマチマチ。まさに老若男女問わず幅広い客層がお客と言う感じです。
また、シングルでの訪問も男女問わず多く居ました。
まさに一人でも食べに来たい人気店ならでは、の客層の広さですね。
(→よって一人で訪問も敷居は全然に低いです。と言うか、一人のお客さんも結構います。)
この日は季節限定メニュー♪ビールにも合う絶品カキフライ
眺めているだけで、何にしようか?とブレブレになってしまう自分を感じる魅力的なメニュー。
当然、カツレツも食べたかったのですが、この日はきりりとメインのメニューを決めていました。
どーんとこのジャンル。主力はカキフライ。
そう、季節限定~~のカキフライメニューです。
しかし、エビ好きとしては、カキフライだけではなくどうしても大エビフライも外せず(苦笑)、
「浜の味定食」を選択。コスパより好奇心が勝ちました。
運ばれてきたこちらが「浜の味定食」です。
小鉢からサイズ感が伝わるといいですが、値段にしっかりと見合う大ぶりのネタです。
ちなみに、静かに感動したのは、割り箸です。
最初から割れた状態でツヤツヤ。
熊野古道の間伐材を利用している宮内庁御用達、箸勝本店のお箸です。
箸袋に書かれている通り、持ち帰って使う事にしました(持ち帰りOKなので)。
箸までこだわりを感じます。やっぱり有名な老舗です。
タルタルソース(別売)も良さげでしたが、今回はフライをこの標準装備のソースと塩で
スタンダードに食べることにしました。
どうでしょうか??
「素晴らしい~♪」と思わず口に出して言いたくなる見栄えです。
ビジュアル的に大ぶり感が素晴らしい。しかもサクサクだと視覚でわかる衣を身に着けています。
付属のみそ汁は赤だしです。
関東圏では珍しいんじゃないでしょうか?
僕は赤だし大好きなのでこれはうれしい。この少しさっぱり奥深い味がフライとまた合います。
カキフライはとても大きく、一口ではイケない(勿体ない)ボリューム感。
フライにすることでカキの旨みが閉じ込められて、しかも凝縮されています。
口に入れれば、衣の絶妙なサクサク感と、大ぶり牡蠣のじゅわっとした深い味を堪能できます。
パン粉は勝烈庵の為に横浜十番館で仕様に合わせて調整し焼かれたパンを使用しているそうです。
こちらはエビフライの断面。
フライながらも衣メインではなく、ほぼエビといったもの。
こちらも素晴らしい。海老らしい旨みがあり「エビ食ってるな~」感で気持ちが満たされます。
こちらはご参考に定番のカツレツ。
肉を叩いてほぐす製法らしく、とんかつとは一味違う柔らかさがあります。これがかつれつ。
こちらも当然ながらハマる味です。くどくなくさっぱりとしていながらも肉の旨みが感じられる。
お金に余裕あれば(苦笑)、2枚は楽勝と言う味自慢の一品です。
ちなみに、定食にはキャベツやご飯がお替わりOKのサービスもうれしい。
お替りをバランスよく丁寧に食べれば満腹感もかなり得られます。
結果、大エビフライ、カキフライ、この2種のフライは今までのフライ感を変えるほど
僕にはインパクトがある美味しさでした。
この味ならこの値段でも納得できる内容です。
このお店の居酒屋的な使い方とこの歴史あるブランド店で思ったこと
今回実感したのは、とんかつ屋に行くから食べるのはとんかつ以外の選択肢がなくなってしまう「とんかつ脳」だけになっては少し勿体ないということでした。
勝烈庵の大エビフライも旬のカキフライも今までの固定したイメージが変わるほど美味しかった
です。
この体験をもとに、とんかつ屋さんが誇るその他フライメニューも果敢にチャレンジしてみたいと
思いました。
また、居酒屋使いの視点で見ると、行列ができる人気店なのでじっくり腰を据えての飲みは厳しいかもしれません。しかし軽くビール片手に美味しい揚げ物を楽しむのもこのお店の楽しみ方では
全然ありだと思います。
事実、揚げ物セットや定食と合わせてビールをお代わりオーダーする方も男女で昼時なのに
結構いました。 僕は次回はこれで一杯を堪能したいと思っています(笑)。
さすが勝烈庵、ハマの旨いグルメとしての重厚な存在感を感じました。
そして常連さんが多数いるどっぷりハマる味。
「横浜の美味いもの」として食べるべき一品だと思います。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
勝烈庵 相鉄ジョイナス店さん、ありがとうございました。
参考です。
重ねてですが、この様に横浜でも持ち帰りも可能です。
テイクアウトでゆったりと家居酒屋化を楽しむのも楽しいと思います(わが家は実行中です)。
お店情報
変更に備えて訪問前に店舗情報をご確認ください。
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