まず、茅ヶ崎 海ぶねと言うお店は?
知っている方も多いと思います、この店名。
グループ構成で横浜駅近くにもありました。
僕は今もある天理ビルの店ではなく今は無き鶴屋町の店舗に
定期的に通っていました。
鶴屋町のお店は、地場の魚がメインで値段もお手頃。
スペースも広くゆったりとしていて好きでした。
ここは握りも出していてこれが飲んだ後の〆にはとても美味しく
感じられたものです。「美味かったな~、握りも」。
海ぶねはもともと、その店名の通り茅ヶ崎が本店と昔聞いていました。
湘南育ちの居酒屋で地産地消のネタを売りに伸びてきた印象。
しかし、茅ヶ崎のお店も近年閉店になったようですね、残念。
でも、今もこの名を冠にしたお店はまだ茅ヶ崎を離れたいろいろな場所で
営業をしています。
そして、今回訪問したのも川崎のお店も海ぶね系列です。
なぜ川崎で、茅ヶ崎 海ぶねダイニングなのか?
お店は川崎駅のビルDICE と言うところの6Fあります。
京急川崎の駅からも数分の場所の好立地。
しかもビルにはTOHOシネマも上階にあります。
そう、映画を観るついでの利用が中心です。
しかし、単純に映画を観るついでの食事なら他のいろいろお店がありますが、
ここDICEビルのレストラン街はTOHOシネマを利用することでちょっとした
サービスが提供されるのです。
そのサービスとですが、TOHOシネマで映画を観ることで下の階にある飲食店で
お店それぞれのサービスがあります。
ここ海ぶねで言えば、映画のチケットをお店に見せることで、飲み物が
一杯サービスされることです。ちなみにビール(小)も飲めます。
これって、ちょっぴりお得です。ランチを頼んでビールも飲める!(笑)。
映画を観るのなら使わなきゃ損なサービスです。
川崎に映画を観に行く時には、TOHOシネマでチケットを購入して席を予約。
開演まで海ぶねでランチしたり、観終わって軽く飲んだり、そんな使い方を
しています。
僕自身の飲みがビールだけで攻めるタイプではないので、この小ジョッキの
ビールサービスはちょうど使い勝手がいいんです。
ささやかだけど、無いよりはあった方がよい(笑)。お得です。
それで、この日のランチは?
今回は、席予約をして映画の上映を待つパターンでした。
時間もちょうどお昼時。
海ぶねでランチ+ビールのパターンとしました。
まずはランチメニューをご紹介。そう、ランチで\1,000円以下からメニューがあります。
こういった映画館を含めた複合施設の場合、食事系店舗の値段は少し割高になる
傾向が強いです。しかし、ここはこの通り。もうちょっと料金を乗せればかなりの
充実した昼飯にありつけます。
この日僕が選んだのは、上の2種の刺身+料理とサラダのセット。
これでたしか¥950円。コスパも良い方じゃないでしょうか。
どうでしょうか??
それで上がその2種の刺身+料理とサラダのセットの全容です。
刺身にから揚げ、しらすと豆腐。それに漬物とみそ汁付き。
都内だったら\1,000円は超えてくる見立てのラインナップです。
では、3品の料理をそれぞれご紹介します。
まずは刺身です。
身も厚く美味しそうなのがわかると思います。実際、甘くて美味い。
この海鮮系の味の安定度が海ぶねの魅力でもあります。刺身盛りも期待できます。
そしてから揚げ。変に油っこくなくさくっとした食感です。
肉の方も臭みがなくて鶏の旨みを感じさせる出来ばえ。
これに大根おろしを絡めたらどれだけうまいかはわかると思います。
魚がメインであってもそれ以外の料理もおいしいのがこの店の特徴です。
特に飲みの場であってもから揚げは料理の出来栄えを推し量る重要なポジションを
占めています。だから、この出来ばえで下手な居酒屋とは一線を画しているのが
わかると思います。
そして、最後のおかず。
しらすと豆腐です。
「おおっ、こぼれそう」とばかりにしらすがボリューミーです。
なかなかこれだけドカンとしらすをランチで出してくるところは珍しいですよね。
これもしらすの旨みと豆腐とおろしがマッチしていて白飯が美味しく食べれたのは
想像の通りです。
ちなみに、ビール(小)はこの料理をつまみにあっさり飲んでしまって、
「ビール、お替りしようかな~」と悩んでいました。
この後の映画もあるのでさすがに我慢しました(笑)。
今回も海ぶねにしてどうだったのか?
当たり前の感想になります。料理も美味しかった。
ちなみにこちらは相方さんの蕎麦+ミニ丼ランチです。
見た目の通り、こちらも美味しそうですよね。
今でこそ、味自慢の海鮮居酒屋がたくさん軒を並べている状態になっていますが
ここ海ぶねは僕が知る限りでも歴史は余裕で10年以上はあると思います。
厳しい世相の時代もあり、その中でも生き残ってきたお店です。
生き残れた理由はシンプルです。
美味しい魚を気軽な価格で楽しめること。
昔で言う美味いと言われる居酒屋はオジさんの城的なイメージがありましたが、
カジュアルなダイニングをイメージさせる店内で若手も気軽に入れるお店作り
だったから。
そこに地産地消を売りにした海鮮を中心としたメニュー展開で僕のようなファンを
獲得して拡大していったのはよくわかることです。
美味しい物は元より、魚好きの人は想像以上に多いものです。
今でこそ、その急成長から安定した展開へと経営戦略は変わってしまったのかも
しれませんが、それでも蒲田にも新店舗を開店したり、まだまだこの先の可能性も
感じられるお店です。
ここ川崎店は小ビールのサービスも併設の映画館を利用すれば受けられるし
以前に書いた「スシロー」と合わせて昼飯、夕飯、これからも利用していきたいと思います。
海ぶねグループ、これからも個人的にはささやかながらに応援していきたい思い出のお店です。
今日も美味しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
茅ヶ崎 海ぶね ダイニングさん、ありがとうございました。