この駅ですが、京急蒲田駅で本線から京急空港線に分岐して最初の駅となります。
知る人ぞ知るという感じのマイナーな駅かもしれません。
そんな駅の商店街にあるとんかつ屋でランチですが、なんとSPF豚使用!!なんです。
それで、今回はDeepな糀谷の商店街にあるとんかつ ふる味を紹介したいと思います。
とんかつ ふる味について
僕はこの京急空港線沿線の居酒屋なども気に入っていて過去にもこんな記事を書いています。
この糀谷駅付近は駅脇にはタワマンが立ち、再開発が完了したところです。
再開発によりこの駅周辺だけでスーパーも数店舗あるという買い物は超便利な状況。
加えて、羽田も京急で10分ほど。この糀谷駅付近なら京急蒲田からも徒歩で行けてしまうという
かなりの便利さ。何気に交通の便も良く生活がしやすい街です。
そして、京急の改札を出て直進、先のT字を右方向へ向かうと環八。
環八を超えるとエネルギッシュな糀谷商店街となります。
歩くこと10分弱。駅方向から言う商店街の終わりの方にこのふる味さんはあります。
お店はまだ開店して程なく。
とんかつ屋とは思えないカジュアルな面持ちの店外観です。
実はこのお店、BS-TBS「東京とんかつ会議」というとんかつ屋番組で紹介された店なので
ご存知の方も多いかもしれません。(僕は知らなかったんだけど)
すごく気になるSPF豚のとんかつ
では気になるとんかつの方ですが、まず気になったのが、この食券販売機。
とんかつって言うと、どうしても店員さんに直にオーダーするイメージがあるのですが、
ここは新しい店舗だけあってか、このような機器が鎮座していました。
ここで食券を購入して店員さんに渡すシステムです。
そして、店内はと言えば、カウンターのみ。
この日、入店タイミングがよかったらしく僕たち以外のお客さんはいませんでした。
店内は、新しいだけあって年季は感じられず、その分牛丼屋と同じカジュアルで、清潔に
保たれていました。
ほんとタイミングがよかっただけで、その後は一人の男性のお客さんやら母娘さんだったり
矢継ぎ早に入店してきます。やはり人気店です。
そして待つこと10分ほどか?オーダーしたロースかつランチが登場しました。
カウンターの目の前で調理されるわけではないので完成系を事前にイメージすることができず
初めての来店する方はご対面までスリリングな時間を過ごせます(笑)。
どうでしょうか??
ロースかつ定食としてキレイにまとまっていると思ったのは僕だけでしょうか?
こちらがメインのロースかつのどアップ。
揚げ立てのサクサクしていそうな衣の見た目と、きれいなピンク色の肉の断面。
これぞSPF豚のなせる技!
見ただけで美味いのがわかるものです。
最初は、基本にのっとり塩少々で食べます。
口に入れるとまずサクサクとした衣の食感。そして肉にたどり着くと、肉汁がたっぷりと
口の中に溢れます。
「うん、間違いのない味!!」
つくば美豚というSPF豚を使用しているので肉の味は旨みたっぷり、脂も臭みなく甘いもの。
この肉厚で中はピンクの断面です。美味いわけです。
「やっぱりとんかつ定食はランチ定食の不動の座を維持している。」
食べながら、一人納得していました(笑)。
反面少し気になった点を。
・調理場が奥で調理が見れない(座った席のせい?)。
カウンターでとんかつを揚げる熱気を避けてお客さんにゆっくり味わってほしいという
配慮なのかもしれません。ただ蒲田界隈の有名店では大将が目の前で仕事を見せてくれてます。
サクサクと包丁を入れて、熱々に仕上がった出来立てを食べられるというLIVE感がないこと。
これはなんだか寂しい物でした。
・みそ汁も付きますが、ここはやっぱりこだわった豚汁がよかった(単なるわがまま?)。
・メインのとんかつもランチサービスだからなのか蒲田の店舗と比べると小振りの印象を受けた。
(まあ、豚君もガタイに最適な出荷タイミングがあるわけで、つくば産は少し小さめなのかも
しれません)
・SPF豚はやっぱりジューシーで美味い!
・蒲田の有名店と比較すれば、激込みでせかされて食べることは無さそう。
(時間を選べばってことかもしれませんが)
・量は普通の人ならちょうど良い感じ。→腹が膨れすぎない。
つくばSPF美豚も甘くて美味しかったです。
この糀谷商店街は他にも美味しいお店や酒の肴買いに丁度良い店などあり、こじんまりした
商店街ながらも活気がかなりあります。
酒の肴探し探検、食べ歩きも楽しい商店街です。
ふる味さんも商店街散策の際はぜひ立ち寄りたい店となっています。
とんかつ ふる味さん、ありがとうございました。